面接対策

「志望動機」を聞かれたときの答え方

志望動機、どんな風に伝えれば面接官に響く?

リズムよくマナーよく面接が進んでも、志望動機の内容が薄いと感じると、面接官はその人に魅力を感じることもなく、ただイメージがいい人で終わってしまいます。
面接で志望動機というのは採用に大きく響くことだと理解しておくことが必要です。

他の質問もすっと答えられるように解答を準備しておく必要がありますが、志望動機については深く、入念に考えて自分の考えを理解してもらうことが必要と考えます。
面接で最も重要で、結果を左右する志望動機をどう話していけばいいのか、それを考えて面接に挑む必要です。

面接官はどうして志望動機を聞いてくるのか

志望動機を面接官が聞いてくるのかですが、まず、応募してきた人がどのくらい企業に入りたいという気持を強く持っているかということを確認したいからです。
能力があることも重要なことですが、この企業で働きたいという強い気持あるのとないのとでは、働く意識に違いがでてきます。
例えばスポーツでもいやいややっていて成績がでている人と、好きでもなかなか成績がでてこない人がいますが、長い目で見ると好きで必死にスポーツをしている人の方が後々成績を上げて来るのです。

次に企業の社風や方針、理念に会っているかどうかを見ています。
企業の社風に合わない人をいくら能力が高いからと採用しても、結果的に合わない、別の仕事がしたくなったと早期退職されることも考えられるのです。
早く上に登っていきたいという人が古くからの年功序列を重んじている企業ならあいませんし、逆に地道にコツコツ仕事を頑張っていきたいと思う人に、好成績を若い時からバンバン出すようにいっても無理があります。

志望動機で伝えておきたい事とは?

応募企業をどうして自分が選択したのか、その理由を明確に伝えます。
面接官はどうしてこの企業を志望したのか、理由をしっかり聞きたいと思っていますので、自分なりの言葉を使って丁寧に伝えることが必要です。

自分がその企業に入ってどのような貢献ができるのか、企業がその人を採用してどのようなメリットがあるのか、これも重要なことだと思います。
能力、スキル、それに自分が持っている価値観などを面接官に丁寧に伝えることが大切なのです。

将来やりたい仕事、この企業でしてみたい仕事など、自分の夢を明確に伝えることも志望動機に盛り込むとグッと現実感があり面接官の心に響く志望動機が必要になります。
将来、海外で新規事業ができるような人になりたい、開発部門で何か一つでもヒットするものを作りたい等、夢を持って伝えることが重要です。

こうした志望動機を明確に、相手に伝わるように自分で考えておくことで、たとえ説明で引っかかっても熱意を伝えることができます。
簡単に考えず、重要なことと捉えて前もってシミュレーションしておくと安心です。

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