調理師のキャリアパス
調理師としてどのようにキャリアアップしていくべきか
キャリアパスを調理師が考える時、調理師の年収についてしっかり理解しておきたいことです。
キャリアップしていくという事はやはり年収も上げていきたいという気持ちがあると思いますし、キャリアアップしても年収に関係ないという事では豊かな人生を歩むうえでモチベーションの向上につながらないと思います。
調理師の年収は勤続年数や年齢によって違いがありますが、企業規模が10人以上で調理師見習いの場合で、40代、勤続9年弱の年収は260万弱です。
企業規模が10人から99人という調理師見やはり習いの場合、同じくらいの年齢、勤続年数で250万位とかなり厳しい年収となっています。
これが調理師となれば100万以上の年収の違いがあるため、やはり見習いではなく調理師になることがキャリアアップにつながると理解できると思います。
平均年収を上回るために何が必要か
調理師見習いを卒業し平均年収が上回るようにしたいという場合、調理師の資格を取得し調理師として勤務する事がのぞまれます。
しかし調理師歴が長くても経験を重ねるだけでは給与が大きく上がるという事もないようです。
調理師になった後、ステップアップするという事が必要で、例えば、料理長や板前さんクラスになれば大きく年収アップしますし、腕に自信があるという人は独立することで年収が向上することもあります。
しかし独立するという場合には、調理師としての仕事以外に売り上げ管理、経理、それにお店の広告なども配慮しなければ均す、その為の勉強も時間も必要で今まで通り調理していればいいという生活ではないのです。
調理長を目指す、独立する為のキャリアパスを考えてみよう
料理長を目指す場合、やはりオーナーがその実力を認める事が必要となりますので、調理師免許を取得していることはもちろん、調理の腕をあげていく必要があります。
レストランや料亭など、様々な店で修業し、その店のレシピから腕を磨いて自分のものとしていくこと、またお店の管理などもしっかり出来る事をアピールすべきです。
独立となればもちろん経営から何から自分の腕にかかってきますので、宣伝するためにどのような事が必要なのか、上手く経営していくために経営についてもある程度勉強が必要となり、苦労される場合もあります。
料理以外の雑多な仕事があっても、料理の質を落とさないことがもとめられるので、日々多忙になることは間違いない事です。
でもこうして切磋琢磨している人ほど、オーナーから信頼され、やがて業績につながっていけば、料理長という立場になることもできるでしょうし、独立という事を考えられるほど、食べに来てくれる顧客も出てきます。
腕を磨き様々な事を勉強し、その中でキャリアパスをしっかりと考えていくことで、自分の未来の構成が出来て来るはずです。