司法書士のキャリアパス
司法書士のキャリアプランを考える時に考えておきたいこと
司法書士といえば難関中の難関、資格を取得する事が難しいといわれる職業ですが、今司法書士もしっかりとしたキャリアプランが必要といわれています。
キャリアというのは資格や職業、それに付随した経験を意味しているのではなく、司法書士としてのキャリアプランを考える時、仕事以外、社会的活動や地域社会の一員とした活動なども含まれるのです。
自分らしく生きていくために必要なプランを構成するのがキャリアプランとも考える事が出来ます。
司法書士として培ってきたキャリアを含めて、自分の人生を実りあるものにしていくためにどのようなプランを考えていけばいいのか考えてみる必要があります。
司法書士業界が大きく変わってきた現代
10年くらい前、司法書士としてキャリアプランを考える場合、選択肢としては資格取得後独立開業、独立の前に3年程度の補助者経験を積む、事務所形態は個人事務所で行うサービスはほぼどの事務所も一緒という状態だったのです。
現在は資格取得後の目的がかなり多様化し、独立以外にも勤務司法書士として働く道を選択する方もいます。
また事務所形態としても司法書士法人が多様化し、提供するサービスについても事務所ごとに色々です。
こうして考えていくと現代は、様々な道の構成を考える事が出来るという事で、多種多様な選択肢から自分に最も合っている道を選択できる時代と考えられます。
最適なキャリアパスを考える時、自分が持っているキャリア、今の環境、さらに生活をこれからどうしていけばいいかなどを考慮して道を考えていくことが必要なのです。
司法書士としてどのように生きるか、資格取得後から考える
資格取得後、暫くは補助者として働き、一人前の司法書士になるまで一定期間を過ごします。
その間に、自分がどのような方向の司法書士になるのかを考えていくべきです。
独立するという事なら提供するサービスをどうするのか、司法書士として個人事務所とするのか法人化するのか、更に企業の社員として働くべきか、これを最初から決めておきます。
その中でキャリアアップするためにどう動けばいいのかをキャリアパスとして構成していけば完璧です。