職場のお局様と仲良くするコツ
お局様的な人がいる職場での対応法
職場において勤務歴が長く、女性社員の仕切り役的な立ち位置にいる人のことを「お局様」といいます。
女性社員のリーダーというと聞こえはよいですが、世間的な「お局様」という言葉はどちらかというとよくない意味で用いられることが多く、職位としては同等のはずなのに年上ということでやたらと威張ったり仕切ったりしたがる迷惑なタイプのことをさしています。
女性が多い職場においてはこのお局様タイプの人というのはほぼ確実に存在しており、入社したての若い女性は特にイビリのターゲットにされやすいです。
お局様にもいろいろなタイプがあり、若くてきれいな新人女性社員が入ってくるとそれだけで突っかかってくるような攻撃的タイプもいれば、最初は先輩風を吹かせて何かと世話をやいてくるものの何らかのきっかけで機嫌を損ねるとそこからイビリを開始するというタイプもいます。
職場にいる困ったお局様を相手にするときには、できるだけ気分を害さないように下手に出るようにするということが重要になります。
年上というだけで威張る人に頭を下げるのは癪だという人もいるかもしれませんが、自分よりも若い社員を攻撃するということはそれだけ自分の仕事に自信がないということでもあるので真っ向から歯向かうのは自分のレベルを落とす行為になってしまいます。
争いは同じレベルでしか起こらないという言葉もあるので、わざわざしなくていい争いを仕掛けてくるような相手に自分のレベルを落としてまで対応する必要はないのです。
慇懃なくらいに丁寧に接するようにする
面倒な上司やお局様に共通しているのが、「持ち上げに弱い」ということです。
誰しも他人から「すごい」「尊敬します」といったことを言われると嬉しいものですが、面倒な性格をしている年上の人というのは自分の中にある自分の評価と周囲からの評価がずれていることに怒りを感じているものなので、特におだてには弱いです。
波風立てずに仕事をしていくなら、例えごく些細なことであっても「すごいですね」「さすがです」といった相手を持ち上げる一言を会話の中に入れてあげるとそれだけでかなり覚えがめでたくなります。
ただし代わりに仕事を引き受けたり、自分の手柄を相手に譲るようなことをすると「こいつは自分の言うことをきく相手だ」と舐められてしまうかもしれませんので、あくまでも持ち上げるのは口先だけにしておいて仕事ではきっちり線引をするようにしましょう。
お局様と仲良くなった方法
最後に私自身がお局様と仲良くなった例を紹介します。
昔働いていた職場に、お手本のようなお局様がいました。
基本的に必要以上に関わることはしなかったのですが、そのお局様が新築のお家を建てたので、私を含めた数名が家に呼ばれました。
このとき新築祝いを持って行かなきゃなぁ、と考えて色々調べてみると知らない意外なマナーがあるというのを知りました。
アロマキャンドルとかいいかなーと思っていたんですが、どうやら家ということで「火」を連想させるものは縁起が良くないので止めた方が良いと知りなんとか回避。
お花や観葉植物、履物、壁にかけるようなインテリアもあまり良くないとのことです。
結果、悩みに悩んで無難に新築祝い用のカタログギフトをプレゼント。
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このカタログギフトがお局様的にはすごい良いと思ったらしく、家に呼んでもらってから以降とても優しく接してくれるようになったので、プレゼント選びって大事なんだというのを痛感。
カタログギフトはカタログギフトで味気ないからどうなの?と言われることもありますので、お近くのお局様に合わせてみてくださいね。